きっかけは小さな気づきから。
私はこれまで広告業界でのキャリアを経て、クリニックの運営に携わってきました。がん専門のクリニックとして多くの命と向き合う中で、常に自問自答してきたことがあります。それは「より早期に、より多くの未来を救うことはできないか」ということ。病が進行してからではなく、もっと手前の段階で救える手立てがあるはずだ―その想いは、日に日に強まっていきました。
その一つの答えとして辿り着いたのが、現代社会で深刻さを増している“心の病”でした。日々の診療の中で、体調不良を訴える多くの患者様が、実は心の奥底に深い苦しみを抱えていることを知りました。まずは、こうした方々のメンタルを救い、本来の自分を取り戻すお手伝いをしたい―そう強く思うようになったことが原点です。
「からだとこころは、繋がっている」。
この確信のもと、私たちは内科と精神科の両面から診ることができるクリニックを福岡の地に創りました。さらに、心の病に苦しむのはご本人だけではありません。そのご家族もまた、孤独な闘いを強いられています。私たちは、そんなご家族もフォローできるよう、精神科特化型の「訪問看護ステーションえいちえむ福岡」を始動することになりました。
私たちの歩みは、まだ始まったばかりです。目の前の患者様お一人ひとりと真摯に向き合い、地域に根ざした医療を提供していきたいと思っています。そして、ゆくゆくは、子どもたちの診療にも力を注いでいきたいと考えています。
「いつか、福岡の児童精神医療不足を解消し、誰もがすぐに相談できる場所になる」。
小さなきっかけから生まれたこの夢を、私は実現したいと思っています。この想いに共感し、新しい医療のカタチを創り上げてくれる仲間を、心からお待ちしています。